ハーレーのパーツ・マフラーをつけることによる効果
ハーレーのマフラーは、エンジン性能だけではなく、ルックスとサウンドにも大きな影響を与えます。
与えられている役割は主に2つです。1つ目はエンジンが発する排気音を軽減する消音効果です。2つ目はエンジンパワーを引き出すチューニングの効果です。
パワーを引き出すためのものはストレートパイプという直管を使っていて、消音効果を上げようとすると今度はエンジンパワーが低下してしまいます。そのために、2つの要素をいかに保つかが課題です。
エキゾートパイプとサイレンサーを組み合わせた相生でもあり、シリンダーヘッドの燃焼室でガソリンが爆発すると排気ガスと音がマフラーを通って大気中に放出される仕組みになっています。これで排気を導きます。
パンヘッド時代(1948年)以前のハーレーのサイレンサーは単なるスチール製のパイプでしたが、現在はパンチングメタルというたくさん穴が空いた鉄製のパイプや、グラスウール、遮へい板を使ったバッフルが入れられており、消音効果が格段に高くなっています。
騒音に対して厳しくなっている時代なので、サイレンサーのパーツの効果によって音を小さくできるように工夫されているというわけです。ハーレー用のパーツはたくさんあるので、自分好みの排気音を楽しむといいです。
ハーレーの操作性を変えるパーツ・ハンドル
ハーレーのハンドルの種類はたくさんあります。ドラッグバー、エイプバー、チョッパーバー、Zバーなど、カスタマイズする時にはどれにするか迷ってしまうものです。
シートとステップと並んでライディングを決めるパーツなので、どんなポジションにしたいのか、どんな走りをしたいのかを考えてから決めたほうがいいです。これによって操作性が大きく変わってきます。
角度は微調整できるので、乗りやすいようにシートポジションと合わせるといいです。
例えばドラッグバーは、幅が狭くてまっすぐな形状をしています。0-400を競うドラグレースで使うものなので、ドラッグスタイルによく似合います。
エイプバーは猿が木にぶら下がっている感じのライディングフォームをしています。大柄なスタイルにしたいときなどにも適しています。
チョッパーバーは、エイプバーよりも絞られているのですり抜けしやすくなっています。操作性はやや劣るものの、タウンユースには最適です。
ZバーはアルファベットのZの形が特徴です。とても個性的なので、目立ちたい人にオススメです。ただし、形状が特殊なので使いこなすのにはセンスが必要です。
まだまだハーレーのハンドルの種類はあるので、好きなものでカスタマイズして操作性を変化させてみるといいでしょう。
ハーレーカスタムとゴシックについて
アメリカのバイクメーカーで最も人気があるメーカーが、ハーレーダビッドソンです。ハーレーはカスタムパーツが多く、自分だけの特別なバイクを作り上げることができます。
ミラーはハンドル周りのカスタムパーツですが、ミラーだけでも種類が豊富です。フレイムゴシックミラーやクラシックミラーは人気があります。
バイクのカスタムでは、ミラーを初めに交換する人が多いです。ミラーは、ハンドルから飛び出るように付けられているので、目立ちます。ですから、ミラーを交換するだけでも雰囲気を変えることができます。ハーレーのパーツの中でも安い部類に入るので、初心者でも取り組みやすいのです。
ミラーのタイプは、定番と言われているラウンドタイプや、スクエアタイプ、オーバルタイプなど、様々なタイプがあります。バックミラーの役割は、後方の視界を確保することなので、スタイルを重視しつつ、十分に視界を確保できる製品を選ぶことが大切です。
シートやハンドルを交換すると、ライディングポジションが変わります。すると、ミラーの調整も必要になります。ミラーは、安全を確保するために重要な役割を担っているので、固定に自信がない場合は、専門ショップのプロに頼んだ方が確実です。
カスタムしたら純正パーツは大事に保管
カスタムパーツを取り付けた際は、純正パーツはしっかりと保管しておきましょう。
日本ではハーレーのような大型バイクは2年に1度は車検を受けなければなりません。カスタムパーツを装着している場合は車検をパスすることは難しく、車検にと通らなければせっかくドレスアップした愛車を行動で走行させることができなくなってしまいます。そうなってしまわないためにも、車検用に純正パーツはしっかりと保管しておかなければならないのです。
紛失やインターネットなどで売却してしまった後、車検を受けるためにそのパーツが必要となるとまた準備しなければなりません。
特にハーレーの場合、アメリカのオートバイブランドですので、アメリカからパーツを取り寄せなければならなくなってしまうことさえあるのです。そうなってしまうと費用も時間も掛かってしまいます。
そのような事態にならないために、しっかりと純正パーツを保管しておかなければなりません。また、ハーレーにカスタムを施すのであればそのパーツが車検に適合するかもしっかりと確認しておきましょう。アメリカは車検がないため、自動車やオートバイは自分の思い通りに改造をすることができますが、日本ではそうはいきません。例えメーカーが販売しているパーツだからと言って安易に取り付けてしまうと、後々車検を受ける際に多額の費用を準備しなければならなくなります。
ハーレーの洗車で基本的なこと
ハーレーと長く付き合っていくための基本的なことはやはり洗車にあります。洗車は愛車を長く乗り続けるためのメンテナンスの一歩であり、こまめに行うことでトラブルの元に気が付けるのです。
ハーレーは電気系の部分に水をかけると不具合が起きる可能性があるため水を使わずに汚れを拭き取るだけという人もいますが、泥だらけのハーレーを洗うのは困難ですし、水を使って洗車した方が汚れを浮かせることができるため電気系部分のみに水をかけなければ問題はありません。
また、しっかりと水分を拭き取ることで錆の予防にもなります。
ハーレー全体を水で濡らしてバケツに洗剤を入れてよく泡立てます。柔らかいスポンジを使って洗うこと、エンジンなどの部分は歯ブラシなどを使って汚れを落とすと良いでしょう。
ハーレーダビッドソンの乗り心地
ハーレーダビッドソンは、ご存知のとおり大きな車体が魅力のオートバイとして知られています。 日本でもその人気は絶大なものですが、その仲間は世界各国にいるようです。
多くの男性がそのとりこになり、いつかは自分だけの愛車を手に入れたいと夢に描いている人もいるようですが、最近では少数派ではありながら女の子のハーレーファンもじわじわと増えてきているということです。
その魅力は何かというと、その洗練されたデザインはもちろんのこと、うなるような排気音、スピード感に乗り心地の良さなど様々な点で人々は良さを見出しています。
なんだか車体も大きくて、乗っていると疲れてしまいそうだと思われがちな部分もありますが、その予想に反して一度でも乗ってみた人は、その乗り心地に魅了されてしまうと言います。
しっかりとしたつくりのシートのおかげで、長時間にわたって乗っていても、またでこぼこした道などを走る場合でも、しっかりと振動をカットしてくれるのが理由だという事です。